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VICSとVICS WIDEの基礎知識
2026.09.19 — Basics

カーナビの渋滞情報はどこから来る?
VICSとVICS WIDEの基礎知識

カーナビの地図に出る赤やオレンジの線。あれが渋滞情報だとは知っていても、「どこから来ているのか」を知っている人は意外と少ないはず。答えはVICS(ビックス)——通信契約なしで使える、日本の道路情報インフラです。仕組みを知ると、ナビの渋滞表示がもっと信頼できるようになります。

01VICSとは——電波で届く「道路の今」

VICS(Vehicle Information and Communication System=道路交通情報通信システム)は、全国の道路の渋滞・事故・規制などの情報を集めて、FM多重放送などの電波でカーナビに配信する仕組みです。カーナビはこれを受信して、地図の上に渋滞の線や規制のマークを重ねて表示します。

月額0円・通信契約不要:VICSはFMラジオの電波の隙間に情報を乗せて配信されています。スマホのような通信契約がなくても、対応ナビとアンテナさえあれば受信できる——これが専用機ならではの強みのひとつです(「スマホナビと専用機、本音で答える」)。

02VICS WIDEで何が変わった?

2015年から始まったVICS WIDEは、配信できる情報量を大きく増やした進化版です。ポイントは2つ。

対応ナビでは、一般道の渋滞表示の充実や、渋滞を考慮したルート探索の精度向上が期待できます。近年のカロッツェリア・ケンウッドの主要モデルは多くがVICS WIDEに対応しています。

03渋滞を「避ける」——表示だけじゃない使い方

VICS情報はただ表示されるだけでなく、ルート計算にも使われます。多くの機種では、ルート案内中に渋滞情報を受信すると迂回ルートを再計算・提案してくれます。行楽シーズンの帰り道、素直に幹線で並ぶか、一本裏へ逃げるか——その判断材料が自動で届くわけです。設定で渋滞考慮のオン/オフを選べる機種もあるので、一度メニューを覗いてみてください。

04中古ナビで使うときの注意

VICSの受信には対応アンテナが必要で、機種によってはフィルムアンテナのケーブルがVICS受信を兼ねています。「渋滞情報が全然出ない」という相談の原因が、実はアンテナの取り付け不備だった、というのはよくある話。フィルムアンテナを省略せず、設計どおりに取り付けることが大切です(「フィルムアンテナはなぜ毎回新品が必要?」)。機種ごとの対応状況は、当店の出品ページでもご確認いただけます。

よくある質問

Q. VICSの利用にお金はかかる?

月額料金はかかりません。FM多重放送を受信する仕組みで、通信契約も不要です。

Q. VICS WIDEは何が違う?

プローブ情報(実走行データ)や気象情報が加わった進化版。渋滞把握の範囲と精度が上がりました。

Q. 中古ナビでも使える?

対応機種なら使えます。アンテナの取り付けが受信の鍵なので、フィルムアンテナは設計どおりに。

VICS WIDE対応モデルも多数在庫。機種選びのご相談もお気軽に。

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